【小代焼 ふもと窯】
12窯元ある小代焼の中でも、最大級6袋の登り窯を所有するのが「ふもと窯」。小代焼400年の伝統を守って暮らしになじむ器づくりを営んでいます。燃料には松薪、釉薬となる灰には藁、木、長石といった自然の恵みを原料。自然から生まれる器は、使いやすいサイズと丁度いい重さ、そして1つとして同じものは出ない釉薬の色合いが料理を引き立たせてくれます。二代目の井上尚之さんが手掛ける“スリップウェア”は人気で、山間の窯へ訪れる人が絶えません。1995年小石原焼・太田哲三氏に師事。融合された和食器の中に西洋の雰囲気が漂う器は、毎日使いたくなる逸品です。
小代焼 ふもと窯